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EB-5投資永住権

EB-5投資永住権の条件解除の手続きは?

EB-5投資永住権(条件付きグリーンカード)取得後、条件解除の手続きは非常に重要です。投資が規定通りに行われ、雇用が創出されたことを証明する必要があります。

Daniel Aydin

Daniel Aydin監修

Plansera AI 創業者 / 法学士・移民法実務家

更新 2026年3月11日11 min read

回答

EB-5投資永住権の条件解除の手続き

EB-5投資永住権を通じて条件付きグリーンカードを取得した後、永住権の条件を解除するための手続きは、最終的な永住権取得に向けて非常に重要なステップです。この手続きでは、EB-5投資が当初の計画通りに行われ、必要な雇用が創出されたことを米国移民局(USCIS)に証明する必要があります。条件解除の手続きをスムーズに進めるためには、申請要件を理解し、適切な書類を準備することが不可欠です。

I-829請願書の提出

条件解除の手続きは、I-829請願書(Petition by Investor to Remove Conditions on Permanent Resident Status)をUSCISに提出することから始まります。この請願書は、条件付きグリーンカードの有効期限が切れる90日前から提出可能です。I-829請願書を提出する際には、以下の情報と証拠書類を提出する必要があります。

  • 投資が規定通りに行われた証拠:
    • 投資資金が商業事業に実際に投資されたことを示す銀行取引明細書、送金記録、契約書など。
    • 商業事業が事業計画に従って運営されていることを示す書類(事業免許、賃貸契約書、財務諸表など)。
  • 雇用創出の証拠:
    • 直接雇用の場合:W-2フォーム、給与明細、雇用契約書など、10人以上のフルタイム従業員を雇用していることを証明する書類。
    • 間接雇用の場合:経済分析レポート、プロジェクトに関する詳細な情報、および雇用創出がプロジェクトによってどのように達成されたかを説明する書類。
  • 合法的な資金源の証明:
    • 投資資金が合法的な手段で得られたことを証明する書類(贈与契約書、相続証明書、不動産売買契約書など)。
  • 申請者の情報:
    • 条件付きグリーンカードのコピー。
    • パスポートのコピー。
    • その他の個人情報。

USCISによる審査

I-829請願書が提出されると、USCISは提出された証拠書類を審査し、投資が規定通りに行われ、必要な雇用が創出されたかどうかを判断します。審査の過程で、USCISは追加の証拠書類の提出を要求したり、面接を実施したりする場合があります。申請者は、USCISの要求に迅速かつ正確に対応する必要があります。

面接

USCISは、I-829請願書の審査の一環として、申請者に対して面接を実施する場合があります。面接では、投資に関する詳細な質問や、商業事業の運営状況、雇用創出に関する質問などがされることがあります。面接に臨む際には、提出した書類の内容を十分に理解し、質問に正確かつ誠実に答えることが重要です。

条件解除の承認と永住権の取得

USCISがI-829請願書を承認すると、条件付きグリーンカードの条件が解除され、正式な永住権が取得できます。永住権を取得すると、米国に無期限に居住し、働くことが可能になります。また、一定の条件を満たすことで、米国市民権を申請することもできます。

リージョナルセンターの選択

EB-5投資の多くは、USCISが承認したリージョナルセンターを通じて行われます。リージョナルセンターは、特定の地域における経済成長と雇用創出を促進するために設立された事業体です。リージョナルセンターを通じて投資する場合、間接雇用も雇用創出の要件を満たすためにカウントされるため、直接雇用よりも要件を満たしやすい場合があります。しかし、リージョナルセンターの選択は、投資の成功と永住権の取得に大きな影響を与えるため、慎重に行う必要があります。以下の点に注意してリージョナルセンターを選びましょう。

  • 実績: リージョナルセンターが過去に成功したプロジェクトの実績があるかどうかを確認します。過去のプロジェクトの成功率は、将来の成功を予測する上で重要な指標となります。USCISの承認を得て、I-829請願書が承認された実績を確認しましょう。
  • プロジェクトの信頼性: プロジェクトが実現可能であり、経済的に健全であることを確認します。プロジェクトの事業計画、市場調査、財務状況などを詳細に検討し、専門家のアドバイスを求めることも重要です。
  • 透明性: リージョナルセンターが投資家に対して十分な情報を提供しているかどうかを確認します。投資家に対する情報開示の透明性は、信頼できるリージョナルセンターの重要な特徴です。

よくある誤解

  • 誤解1: I-829請願書を提出すれば、必ず条件が解除される。
    • 事実: I-829請願書を提出しても、USCISが投資と雇用創出の要件を満たしていると判断しない場合、条件は解除されません。不備があると却下される可能性もあります。綿密な準備が必要です。
  • 誤解2: リージョナルセンターを通じて投資すれば、必ず永住権が取得できる。
    • 事実: リージョナルセンターを通じて投資しても、プロジェクトが失敗したり、雇用創出の要件を満たせなかったりする場合、永住権を取得できない可能性があります。投資先の選定は慎重に行う必要があります。
  • 誤解3: 条件付きグリーンカードの有効期限が切れても、自動的に永住権に切り替わる。
    • 事実: 条件付きグリーンカードの有効期限が切れる前に、I-829請願書を提出し、USCISの承認を得る必要があります。有効期限が切れてしまうと、不法滞在となる可能性があります。

まとめ

EB-5投資永住権の条件解除の手続きは、永住権取得の最終段階であり、I-829請願書の提出が鍵となります。投資が規定通りに行われ、必要な雇用が創出されたことを証明するために、適切な証拠書類を準備し、USCISの要求に迅速に対応することが重要です。また、リージョナルセンターを通じて投資する場合は、実績、信頼性、透明性を考慮して慎重に選択する必要があります。

次のステップ

  1. I-829請願書の提出準備: 条件付きグリーンカードの有効期限が切れる90日前から提出可能なI-829請願書の準備を始めましょう。必要な書類をリストアップし、収集を開始します。
  2. 専門家への相談: 移民弁護士やEB-5専門家などの専門家と協力して、I-829請願書の提出をサポートしてもらいましょう。専門家は、申請プロセスをスムーズに進めるためのアドバイスやサポートを提供してくれます。
  3. 証拠書類の収集: 投資が規定通りに行われ、必要な雇用が創出されたことを証明するための証拠書類を収集します。銀行取引明細書、雇用契約書、事業計画書など、必要な書類を整理し、準備しておきましょう。
  4. USCISとのコミュニケーション: USCISからの追加情報の要求や面接の通知に迅速に対応しましょう。質問には正確かつ誠実に答え、必要な書類を速やかに提出することが重要です。
  5. 最新情報の確認: USCISのウェブサイトなどで、EB-5プログラムやI-829請願書に関する最新情報を常に確認しましょう。法規制や手続きの変更に対応するために、最新情報を把握しておくことが大切です。
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この回答の監修者

Daniel Aydin

Daniel Aydinダニエル・アイディン

Plansera AI 創業者 / 法学士・移民法実務家

Daniel Aydin(ダニエル・アイディン)は、AIによる事業計画書作成サービス「Plansera AI」の創業者です。Eastern Mediterranean University 法学部卒(法学士)。米国テキサス州ダラスの移民法律事務所で LegalTech・成長責任者を務め、E-2ビザをはじめとする数多くの移民・起業案件の実務に携わってきました。さらに Gusto(Y Combinator 出身のユニコーン企業)や RemoteTeam.com で国際労務・コンプライアンスの法務コンサルタントを歴任。法律とテクノロジーの両分野の知見を活かし、日本人起業家のアメリカ進出を支援しています。

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この回答は教育目的のみであり、法的助言を構成するものではありません。具体的な移住やビジネスの決定については、必ず認可された専門家(弁護士、会計士など)にご相談ください。情報は執筆時点のものであり、法律や規制は変更される可能性があります。

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