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テキサス州の運転免許取得方法|日本の免許からの切り替え・費用・必要書類【2026年最新】

テキサス州は日本と運転免許の相互承認協定がなく、日本の免許からの無試験切り替えはできません。学科・実技試験を受けて新規取得が必要です。費用$33・90日ルール・日本語での学科対策・必要書類を2026年最新情報で解説します。

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Nippon to USA 編集部

26 min read
テキサス州運転免許の取得方法。日本の免許からの切り替え可否・費用$33・必要書類を解説【2026年最新】

テキサス州の運転免許取得方法|日本の免許からの切り替え可否・費用・必要書類【2026年最新】

テキサス州は日本と運転免許の相互承認協定を結んでいないため、日本の運転免許証からの「切り替え(試験免除)」はできず、学科試験と実技試験の両方に合格して新規取得する必要があります(2026年6月時点)。費用はClass C(普通自動車)で$33・有効期間8年、テキサス州に転入した新住民は入州から90日以内に州免許を取得する義務があります(テキサス州交通法 §521.029)。

「メリーランド州やワシントン州では日本の免許から無試験で切り替えられた」という体験談はテキサス州には当てはまりません。この記事では、テキサス州公安局(DPS / Department of Public Safety)の2026年6月時点の公式情報に基づき、日本人がテキサス州運転免許を取得する手順・費用・必要書類・国際免許で運転できる期間を解説します。

情報の根拠: 本記事は、テキサス州公安局(dps.texas.gov)、テキサス州交通法第521章(Texas Transportation Code Chapter 521)、および在ヒューストン日本国総領事館(houston.us.emb-japan.go.jp、テキサス州を管轄)の公開情報に基づいています。最終確認日: 2026年6月11日。


テキサス州で日本の運転免許から切り替えはできる?

テキサス州では日本の運転免許証からテキサス州免許への無試験切り替えはできません(2026年6月時点)。日本政府と試験免除の相互承認協定(覚書)を結んでいるのは一部の州だけで、テキサス州は対象外です。

日本の有効な運転免許を持っていても、テキサス州では新規申請者として学科試験(Knowledge Test)と実技試験(Driving Test)の両方を受験します。日本での運転歴は試験の免除には使えませんが、運転経験者であれば実技試験の合格は難しくありません。

日本と相互承認(試験免除)の取り決めがある州は以下のとおりです(2026年6月時点、各州の日本国総領事館の案内に基づく)。

| 州 | 免除される試験 | |----|--------------| | メリーランド州 | 学科・実技とも免除 | | バージニア州 | 学科・実技とも免除 | | ワシントン州 | 学科・実技とも免除 | | ハワイ州 | 学科・実技とも免除 | | オハイオ州 | 学科・実技とも免除 | | コロラド州 | 学科・実技とも免除 | | オレゴン州 | 学科・実技とも免除(2022年11月1日開始) | | インディアナ州 | 実技のみ免除 | | テキサス州 | 免除なし(学科・実技とも受験が必要) |

テキサス州が試験免除(reciprocity)の対象とする外国はカナダ・フランス・ドイツ・韓国・台湾などに限られ、日本はDPSの相互承認リストに含まれていません。最新の対象国はDPSのDriving Privilege Reciprocityページで確認できます。


テキサス州運転免許(Class C)の取得手順は?

テキサス州の運転免許(Class C・普通自動車)は、以下の8ステップで取得します。予約の取りやすさにもよりますが、準備開始から本免許カードの受け取りまで通常1〜2ヶ月です。

  1. 車両登録を済ませる(車を所有する場合) — 自家用車を持つ新住民は、免許申請の前に車のテキサス州登録が必要です。
  2. 6時間のAdult Driver Educationコースを受講(18〜24歳は必須) — 25歳以上は任意ですが、修了するとDPSでの学科試験が免除されます。費用は$30〜$100程度です。
  3. 学科試験に合格する — DPSオフィスで受験(30問・21問正解=70%で合格)するか、ステップ2のオンラインコース内の試験で代替します。
  4. ITAD動画を視聴する(無料・約1時間) — Impact Texas Adult Drivers。実技試験の前に全員必須で、修了証を試験当日に持参します(impacttexasdrivers.dps.texas.gov)。
  5. 必要書類を準備する — パスポート・ビザ・I-94、SSN、テキサス居住証明2点など(後述のチェックリスト参照)。
  6. DPSオフィスを予約する — テキサス州のDPSオフィスは完全予約制です。公式予約サイト(public.txdpsscheduler.com)から予約します。
  7. DPSオフィスで申請する — 書類審査・視力検査・写真撮影・指紋採取・手数料$33の支払い。
  8. 実技試験に合格する — 自分の車(有効な登録と保険が必要)で受験し、70点以上で合格。合格当日に紙の仮免許証(Temporary License)が発行され、本免許カードは郵送で届きます(通常2〜4週間、最長45日)。

実技試験は縦列駐車・バック・交差点での確認動作などが採点対象です。日本での運転習慣のうち、左側通行の感覚と交差点での右左折レーンだけは事前に練習しておくことをおすすめします。


学科試験は日本語で受けられる?

DPSオフィスの学科試験に日本語はなく、英語(またはスペイン語)で受験します。ただし、テキサス州認可の6時間オンラインコース(Adult Driver Education)を修了すればDPSでの学科試験自体が免除され、2024年10月には日本語で受講・受験できる州認可オンラインコースも開講しました。

英語に不安がある方の現実的なルートは次の2つです。

  • 日本語対応の州認可オンラインコースを修了する — コース内の試験合格で学科試験が免除されます。自宅で何度でも見直せます。
  • 英語でDPSの学科試験を受ける — 出題はTexas Driver Handbook(DPS公式ハンドブック)から。標識・数字(制限速度・罰金額)の問題が中心で、不合格でも再受験できます。

年齢別の講習義務は以下のとおりです。

| 年齢 | Adult Driver Education(6時間) | ITAD動画(1時間・無料) | |------|------------------------------|------------------------| | 18〜24歳 | 必須 | 必須(実技試験前) | | 25歳以上 | 任意(修了で学科免除) | 必須(実技試験前) | | 18歳未満 | GDL制度の対象。32時間の教習+44時間の保護者同乗練習が必要 | ITYD(2時間版)が必須 |


国際免許だけで運転できる期間は?

短期滞在者(旅行・出張)は、日本の運転免許証と国際運転免許証(国外運転免許証)の組み合わせで、米国入国日から最長1年間テキサス州で運転できます。一方、テキサス州に居住する人はこのルールを使えず、転入から90日以内にテキサス州免許の取得が義務付けられています(テキサス州交通法 §521.029)。

国際運転免許証は1949年ジュネーブ条約に基づく書類で、日本では運転免許センター等で即日発行されます(手数料2,350円、有効期間は発行から1年)。テキサス州での旅行者の運転特権は18〜75歳・自家用車に限定されます。

注意すべきは「90日」の起算点です。90日は住居の契約日や就労開始日ではなく、テキサス州に入州した日から数えます。駐在・留学・アメリカ移住で渡米する方は、到着後すぐにDPSの予約を取ることをおすすめします(予約枠は数週間先まで埋まっていることがあります)。

90日を過ぎて州免許なしで運転すると無免許運転(テキサス州交通法 §521.025)となり、初回でも最高$200の罰金が科されます。事故時には保険の支払いで不利になるリスクもあります。


テキサス州運転免許の費用はいくら?

テキサス州運転免許(Class C)の取得費用は本体$33で、講習費用を含めても合計$63〜$133程度です。2026年6月時点のDPS公表手数料は以下のとおりです。

| 項目 | 費用(2026年6月時点) | 備考 | |------|---------------------|------| | Class C 新規取得(18〜84歳) | $33 | 有効期間8年(誕生日満了) | | Class C 新規取得(18歳未満) | $16 | 18歳の誕生日まで有効 | | 更新(18〜84歳) | $33 | 8年ごと | | REAL ID対応 | 追加費用なし | 2016年10月以降発行のテキサス免許は全てREAL ID対応(金色の星マーク付き) | | Adult Driver Education(6時間コース) | $30〜$100程度 | 民間スクールにより異なる。日本語対応コースあり | | ITAD動画 | 無料 | DPS公式サイトで視聴 | | 国際運転免許証(日本で発行) | 2,350円 | 渡米前に取得。有効1年 |

REAL ID(リアルID)は米国内線搭乗に2025年5月7日から必要になった本人確認規格ですが、テキサス州免許は標準でREAL ID対応のため追加手続きは不要です。

なお、非市民(ビザ保持者)に発行される免許は「Limited Term(期限付き)」と表示され、有効期間は8年ではなく滞在資格(I-94など)の期限に連動します。滞在資格を更新したら免許も更新が必要です。


必要書類は?チェックリスト

テキサス州運転免許の申請には、(1)身分・合法滞在の証明、(2)SSN、(3)テキサス居住証明2点、の3グループの書類が必要です。日本人ビザ保持者の標準的な組み合わせは以下のとおりです。

  • パスポート(有効期限内)
  • 米国ビザ+最新のI-94(合法滞在の証明。I-94はi94.cbp.dhs.govで印刷)
  • 就労許可証(EAD)または滞在資格を示すUSCIS書類(該当者のみ)
  • ソーシャルセキュリティカード(SSN) — SSNの対象外の方(E-2配偶者で未就労の家族など)は、DPSオフィスでSSN宣誓供述書(Social Security Affidavit)に署名すれば申請できます
  • テキサス居住証明2点(異なる発行元・居住30日以上を証明) — 賃貸契約書、電気・ガス・水道の請求書、銀行明細、車両登録証など
  • 車両の登録証と自動車保険証書(実技試験で自分の車を使う場合)
  • Adult Driver Education修了証(18〜24歳は必須、25歳以上は学科免除を受ける場合)
  • ITAD修了証(実技試験当日に必須)

日本の運転免許証の提出やJAF翻訳文は、テキサス州の申請書類としては求められません(相互承認協定がなく、切り替え制度自体がないため)。ただし帰国後の更新に備えて日本の免許は失効させずに保管してください。


DPSオフィスでの当日の流れと待ち時間対策は?

テキサス州のDPSオフィスは完全予約制で、公式サイト(public.txdpsscheduler.com)からの事前予約が必須です。予約なしで訪問しても、店内キオスクで空き枠を取れない限り受付されません。

当日の流れは次のとおりです。所要時間は予約時刻どおりに進めば30分〜1時間程度です。

  1. 受付で予約確認(QRコードまたは確認番号)
  2. 書類審査(パスポート・I-94・居住証明など)
  3. 視力検査(メガネ・コンタクト使用可)
  4. 写真撮影・指紋採取・署名
  5. 手数料$33の支払い(クレジットカード可)
  6. 学科試験(免除でない場合)または実技試験の日程確定
  7. 紙の仮免許証を受け取り(本カードは郵送)

待ち時間対策としては、(1)都市部より郊外のメガセンター(DPS Mega Center)の方が枠が取りやすい、(2)毎朝放出される当日枠(first-come, first-served)を朝イチでオンライン確認する、(3)実技試験の枠は特に埋まりやすいので学科より先に予約状況を見る、の3つが有効です。ダラス・プレイノ周辺にお住まいの方は、日本人コミュニティの生活情報も参考にしてください。


日本と違う交通ルールは?

テキサス州で運転する際、日本と最も異なるのは「右側通行」と「赤信号での右折が原則可能」の2点です。事故と違反切符を避けるため、以下の違いを運転前に確認してください。

| ルール | 日本 | テキサス州 | |--------|------|-----------| | 通行帯 | 左側通行 | 右側通行(左ハンドル) | | 赤信号での右折 | 不可 | 一時停止後、原則可(「NO TURN ON RED」標識がある交差点を除く) | | STOP標識 | 一時停止のみ | 完全停止が必須。4-Way Stopでは先に停止した車から発進 | | スクールバス | 特別な停止義務なし | 赤ランプ点滅中は対向車線も含め停止義務(中央分離帯がある場合を除く)。違反は罰金$500〜$1,250 | | スクールゾーン | 30km/h程度の規制 | 制限速度20mph前後+携帯電話の手持ち使用禁止 | | 踏切前の一時停止 | 全車両必須 | 一般車は不要(スクールバス等のみ) |

スクールバスの追い越し違反はテキサス州で特に厳しく取り締まられます。前方のバスが赤ランプを点滅させて停車したら、自分の進行方向に関係なく停止するのが原則です。

アメリカ生活全般の準備(保険・銀行・住居など)はアメリカ生活の現実ガイドで詳しく解説しています。


よくある質問(FAQ)

質問:日本の運転免許をテキサス州の免許に切り替えできますか? 答え: いいえ、できません。テキサス州は日本と運転免許の相互承認協定を結んでいないため(2026年6月時点)、日本の免許保持者も学科試験と実技試験を受けて新規取得する必要があります。試験免除で切り替えできるのはメリーランド・バージニア・ワシントン・ハワイ・オハイオ・コロラド・オレゴンの7州です。

質問:国際免許だけでテキサス州を何日間運転できますか? 答え: 旅行などの短期滞在者は、日本の免許証+国際運転免許証で入国日から最長1年間運転できます(18〜75歳・自家用車に限る)。ただしテキサス州の居住者になった場合は、転入から90日以内にテキサス州免許の取得が義務です(州交通法§521.029)。

質問:テキサス州の運転免許の取得費用はいくらですか? 答え: Class C(普通自動車)の新規取得は$33で、有効期間は8年です(18〜84歳、2026年6月時点のDPS公表額)。18〜24歳に必須の6時間講習($30〜$100程度)を含めても、合計$63〜$133程度で取得できます。

質問:学科試験は日本語で受けられますか? 答え: DPSオフィスの学科試験は日本語に対応していません。ただし、テキサス州認可の6時間オンラインコースを修了するとDPSでの学科試験が免除され、2024年10月から日本語で受講できる州認可コースも利用可能です。25歳以上はコース受講自体が任意なので、英語でDPSの試験(30問中21問正解で合格)を受ける選択肢もあります。

質問:実技試験はどんな内容ですか?自分の車が必要ですか? 答え: 実技試験は受験者が用意した車で行い、有効な車両登録と自動車保険の証明が必要です。縦列駐車・バック・交差点での安全確認・車線変更などが100点満点で採点され、70点以上で合格です。試験前にITAD動画(無料・約1時間)の修了証の提示が必須です。

質問:SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)がなくても免許を取れますか? 答え: はい、取得できます。SSNを持たない方(就労していないE-2・H-4配偶者など)は、DPSオフィスでSSN宣誓供述書(Social Security Affidavit)に署名すれば申請可能です。SSNを持っている方はカードまたはSSN記載の書類で番号を証明します。

質問:ビザ保持者の免許の有効期間はどれくらいですか? 答え: ビザ保持者には「Limited Term(期限付き)」免許が発行され、有効期間は8年ではなく滞在資格(I-94等)の期限に連動します。ビザやI-94を更新したら、DPSで免許の更新手続きも必要です。米国市民・永住者のClass C免許は8年有効です。

質問:免許カードはその場でもらえますか?取得まで何日かかりますか? 答え: 合格当日に発行されるのは紙の仮免許証(Temporary License)で、運転と身分証明に使えます。本免許カードは郵送で届き、通常2〜4週間、最長45日かかります。試験予約の待ちを含めると、準備開始から本カード受領まで1〜2ヶ月を見込んでください。

質問:テキサス州免許を取ったら日本の免許はどうなりますか? 答え: 日本の運転免許証は回収されず、そのまま保有できます(米国の他州免許からの転入の場合は提出が必要です)。日本帰国後も使うため、有効期限内の更新(一時帰国時または期限前更新)を忘れないでください。米国滞在中はテキサス州内ではテキサス免許で運転します。

質問:90日を過ぎてテキサス州免許なしで運転したらどうなりますか? 答え: 無免許運転(テキサス州交通法§521.025違反)となり、初回でも最高$200の罰金が科されます。さらに事故を起こした場合、保険会社の支払い審査で不利になるリスクがあります。DPSの予約枠は数週間先まで埋まることがあるため、転入後すぐに予約を取ることをおすすめします。

質問:REAL IDのために追加の手続きは必要ですか? 答え: いいえ、不要です。2016年10月以降に発行されたテキサス州免許はすべてREAL ID対応(カード右上に金色の星マーク)で、追加費用もありません。2025年5月7日以降、米国内線への搭乗にはREAL ID対応の身分証が必要なため、テキサス免許が1枚あれば州内の身分証明と国内線搭乗の両方に使えます。


免責事項

本記事はテキサス州の運転免許制度に関する一般的な情報提供を目的としており、法的アドバイスではありません。手数料・必要書類・予約方法は変更されることがあるため、申請前に必ず以下の公式情報源で最新情報をご確認ください。

公式情報源:

テキサス州での起業・ビザを伴う移住を検討中の方は、テキサス州での会社設立ガイドもあわせてご覧ください。

最終更新: 2026年6月11日

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この記事は教育目的のみであり、法的助言を構成するものではありません。具体的な移住やビジネスの決定については、必ず認可された専門家(弁護士、会計士など)にご相談ください。

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NipponToUSA ライター。アメリカでのビジネスと移住に関する専門情報を日本語でお届けします。

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