
アメリカ永住権(グリーンカード)とは?取得条件・方法・費用を完全解説
アメリカ永住権(グリーンカード)の取得方法、申請条件、費用、処理期間について、公式情報に基づき徹底解説します。家族ベース、雇用ベース、投資、抽選など、あなたに最適な取得方法が見つかります。
重要なお知らせ:このウェブサイトは教育目的のみです。法的助言や法的サービスを提供するものではありません。

アメリカ合衆国への永住権、通称「グリーンカード」を抽選で獲得できる唯一の公式プログラムが、**DVプログラム(Diversity Immigrant Visa Program)**です。本記事では、2025年後半に実施される最新のDVプログラム(DV-2027)の応募に向け、応募資格、申請方法、当選後の手続きについて、米国国務省の公式情報に基づき、専門的な視点から徹底的に解説します。
DVプログラムは、移民の多様性を促進する目的で、過去5年間の米国への移民数が少ない国々を対象に、毎年最大55,000件の永住権ビザを抽選で発給する制度です。このため、「グリーンカード抽選」とも呼ばれています。
重要な点: 応募は無料で、電子的にのみ受け付けられます。一人につき一回のみ応募可能であり、複数回の応募は全ての応募が無効となるため厳禁です。応募期間外に手数料を要求する業者には十分注意してください。
DVプログラムに応募するためには、以下の2つの必須要件をすべて満たす必要があります。
応募者は、米国への移民率が低い国(資格国)の出身である必要があります。日本は現在、資格国に含まれており、日本国籍の方はこの要件を満たします。
ただし、以下の国々の出身者は、DV-2026プログラム(最新の公式情報)においては応募資格がありません。これは、過去5年間に50,000人以上の移民を米国に送り出しているためです。
| 地域 | 応募資格のない国(DV-2026) | | :--- | :--- | | アジア | バングラデシュ、中国(本土および香港生まれ)、インド、パキスタン、フィリピン、韓国、ベトナム | | 南米 | ブラジル、コロンビア、ドミニカ共和国、エルサルバドル、ハイチ、ホンジュラス、ジャマイカ、メキシコ、ナイジェリア、ベネズエラ | | その他 | カナダ、英国(およびその属領)、キューバ |
応募者は、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
注意点: どちらの要件も満たさない場合、応募しても当選後のビザ面接で不適格と判断されるため、応募すべきではありません。
DVプログラムへの応募は、指定された期間内に、米国国務省の公式ウェブサイト dvprogram.state.gov から電子的に行う必要があります。
DVプログラムの応募期間は、通常、毎年10月初旬から11月初旬までの約5週間です。例えば、DV-2027プログラムの応募は、2025年10月頃に開始されると予想されます。
準備すべき情報: 氏名、生年月日、出生地、出生国、配偶者および21歳未満の未婚の子供全員の情報、有効なパスポート情報(主応募者のみ)、連絡先、学歴、婚姻状況など、正確な個人情報を事前に準備してください。
DVプログラムの応募で最も失格になりやすいのが、写真の不備です。応募者本人、配偶者、およびすべての子供の写真を提出する必要があります。
| 項目 | 要件 | | :--- | :--- | | 形式/サイズ | JPEG、600x600ピクセル、240KB以下 | | 背景 | 白またはオフホワイトの無地 | | 顔の向き | 正面、ニュートラルな表情、眼鏡不可 | | その他 | 過去6ヶ月以内に撮影、頭部のサイズが写真全体の50%~69%であること |
プロのアドバイス: 写真は必ず専門の写真館で撮影し、公式要件を満たしていることを確認してください。古い写真や加工された写真は、当選後のビザ面接で問題となる可能性があります。
公式ウェブサイトでE-DVエントリーフォームに正確に情報を入力し、送信します。
最重要事項:確認番号(Confirmation Number)の保存 応募が完了すると、固有の確認番号が発行されます。この番号は、当選確認、および当選後の手続きの際に唯一必要となるものです。
DVプログラムの選考は、完全にランダムなコンピュータ抽選によって行われます。失格の主な原因は、複数回の応募、写真の要件不備、配偶者や子供の情報漏れです。
当選者には、Eメールや郵送での通知は一切ありません。応募者は、指定された期間(通常は翌年5月頃から)に、自身で公式ウェブサイトの「Entrant Status Check」を通じて確認番号を入力し、当選結果を確認する必要があります。
当選後の手続きの流れ: 当選確認後、オンラインで移民ビザ申請書(DS-260)を提出し、ケースナンバーがビザ発給可能範囲に達するのを待ちます。その後、指定された米国大使館または領事館でビザ面接を受け、ビザが発給されれば米国入国後にグリーンカードが郵送されます。
A: 応募期間は厳格に守られており、期間外の応募は一切受け付けられません。次回のDVプログラム(DV-2028)の応募期間(通常は翌年10月)を待つ必要があります。
A: DV-2026プログラムの指示では、主応募者は有効なパスポート情報を提供することが義務付けられています。一般的な日本国籍の応募者は、一部の例外を除き、有効なパスポートが必要です。
A: DVビザは、ビザに記載された有効期限内(通常は健康診断日から6ヶ月以内)に米国に入国する必要があります。一度入国すれば、グリーンカード保持者としてのステータスが確立されます。
A: 応募後に家族構成が変わった場合、DS-260フォームの提出時およびビザ面接時に、新しい家族の情報を正確に申告する必要があります。
本記事は、DVプログラムに関する一般的な情報提供を目的としており、法的アドバイスではありません。移民法は頻繁に変更されるため、最新かつ正確な情報については、必ず米国国務省および米国移民局(USCIS)の公式ウェブサイトをご確認ください。個別のケースについては、資格を持つ移民弁護士にご相談ください。当事務所は、本記事の情報に基づいて読者が行った行動に関して一切の責任を負いません。
この記事は教育目的のみであり、法的助言を構成するものではありません。具体的な移住やビジネスの決定については、必ず認可された専門家(弁護士、会計士など)にご相談ください。

アメリカ永住権(グリーンカード)の取得方法、申請条件、費用、処理期間について、公式情報に基づき徹底解説します。家族ベース、雇用ベース、投資、抽選など、あなたに最適な取得方法が見つかります。

アメリカへの留学を検討している方へ、F-1、M-1、J-1の3種類のビザの概要、申請方法、そしてそれぞれの違いを、米国政府の公式情報を基に徹底解説します。

アメリカでの就労を目指す方へ。H-1B、L-1、E-1/E-2といった主要な就労ビザの種類、申請条件、取得プロセス、滞在期間、家族帯同の可否まで、最新の情報を基に徹底的に解説します。

アメリカ合衆国市民権(国籍)を取得するための詳細なガイドです。永住権(グリーンカード)保持者が市民権を得るための条件、申請手続き(N-400)、そして永住権との決定的な違いについて、米国移民局(USCIS)の公式情報に基づき解説します。

アメリカへの渡航を検討されている方へ。本記事では、米国ビザの申請プロセス、必要書類、期間、費用について、米国政府の公式情報を基に詳細に解説します。

アメリカの永住に関する「永住」「永住権」「グリーンカード」の3つの用語について、米国移民法における正確な違いとそれぞれの意味を解説します。