永住権のグリーンカードの更新(I-90)はどうなりますか?
グリーンカードの更新は、通常I-90フォームを使って行います。更新が必要なケースや手続き、注意点について解説します。
Q&A
回答
永住権のグリーンカードの更新(I-90)について
グリーンカード(永住権)は、通常10年間有効です。ただし、有効期限が切れる前に更新手続きを行う必要があります。この更新手続きには、米国移民局(USCIS)のI-90フォームを使用します。この記事では、I-90フォームを使ったグリーンカードの更新方法、必要な書類、手続きの注意点などを詳しく解説します。
I-90フォームとは
I-90フォーム(Form I-90, Application to Replace Permanent Resident Card)は、グリーンカードの更新、交換、または再発行を申請するために使用されるUSCISの公式フォームです。以下のような場合にI-90フォームを提出する必要があります。
- グリーンカードの有効期限が切れた、または6ヶ月以内に切れる場合
- グリーンカードを紛失、盗難、または破損した場合
- 名前やその他の個人情報が変更された場合
- 以前のグリーンカードが自動的に更新されない古いバージョンだった場合
更新が必要なケース
グリーンカードの更新が必要となる主なケースは以下の通りです。
- 10年ごとの更新: 現在のグリーンカードは通常10年間有効です。有効期限が切れる前に更新手続きを行う必要があります。USCISは、有効期限の6ヶ月前から更新申請を受け付けています。
- 条件付き永住権からの切り替え: 結婚や投資に基づいて条件付き永住権(2年間有効)を取得した場合、条件解除の手続きとは別に、10年間のグリーンカードへの更新手続きが必要です。
- グリーンカードの紛失・盗難・破損: グリーンカードを紛失、盗難、または破損した場合、I-90フォームを提出して再発行を申請する必要があります。
- 情報の変更: 合法的に名前を変更した場合など、グリーンカードに記載されている情報が現在の情報と異なる場合、更新または交換が必要です。
I-90フォームの提出方法
I-90フォームは、オンラインまたは郵送で提出できます。
- オンライン申請: USCISのウェブサイトからオンラインアカウントを作成し、I-90フォームをオンラインで提出できます。オンライン申請は、手続きが迅速に進む傾向があります。
- 郵送申請: I-90フォームをUSCISの指定された住所に郵送します。郵送先は、USCISのウェブサイトで最新の情報を確認してください。
必要な書類:
I-90フォームの提出には、以下の書類が必要となる場合があります。
- I-90フォーム(USCISのウェブサイトからダウンロードできます)
- グリーンカードのコピー(紛失・盗難の場合は不要)
- 身分証明書のコピー(パスポート、運転免許証など)
- 名前の変更を証明する書類(該当する場合)
- 手数料(USCISのウェブサイトで最新の金額を確認してください。2023年時点で$455の申請料と$85の指紋採取料がかかります。)
申請料金について:
I-90フォームの申請には、申請料と指紋採取料がかかります。料金はUSCISのウェブサイトで随時更新されるため、申請前に必ず最新の情報を確認してください。
手続きの注意点
- 正確な情報の記入: I-90フォームには、正確な情報を記入してください。不正確な情報や虚偽の記載は、申請の遅延や拒否につながる可能性があります。
- 書類の準備: 必要な書類をすべて揃えて提出してください。不足している書類があると、USCISから追加書類の提出を求められることがあります。
- 申請状況の確認: USCISのウェブサイトで申請状況を定期的に確認してください。申請状況は、オンラインアカウントまたは郵送で受け取る受領通知に記載されている受付番号を使って確認できます。
- 面接: 場合によっては、USCISの面接に呼ばれることがあります。面接には、必要な書類をすべて持参し、正直に答えてください。
- 弁護士への相談: 不安な場合や複雑な状況にある場合は、移民法専門の弁護士に相談することをお勧めします。
よくある誤解
- グリーンカードの更新は自動的に行われる? いいえ、グリーンカードの更新は自動的には行われません。有効期限が切れる前に、I-90フォームを提出して更新手続きを行う必要があります。
- グリーンカードの有効期限が切れても、すぐに強制送還される? いいえ、グリーンカードの有効期限が切れたからといって、すぐに強制送還されるわけではありません。ただし、有効期限切れのまま放置すると、永住権の維持に影響が出る可能性がありますので、早めに更新手続きを行うことが重要です。
- 条件付き永住権は、10年間のグリーンカードに自動的に切り替わる? いいえ、条件付き永住権は自動的に10年間のグリーンカードに切り替わるわけではありません。条件解除の手続き(I-751フォームの提出)を行い、承認された後に、10年間のグリーンカードへの更新手続きが必要になります。
まとめ
グリーンカードの更新は、永住権を維持するために非常に重要な手続きです。I-90フォームを正しく記入し、必要な書類を揃えて提出することで、スムーズな更新が可能です。有効期限切れになる前に、余裕を持って手続きを進めるようにしましょう。
次のステップ
- グリーンカードの有効期限を確認する: まずは、ご自身のグリーンカードの有効期限を確認してください。有効期限が6ヶ月以内に迫っている場合は、すぐに更新手続きを開始しましょう。
- I-90フォームをダウンロードする: USCISのウェブサイトからI-90フォームをダウンロードし、記入に必要な情報を確認してください。
- 必要な書類を準備する: I-90フォームの指示に従って、必要な書類をすべて準備してください。コピーが必要な書類は、必ず原本を保管しておきましょう。
- I-90フォームを提出する: オンラインまたは郵送でI-90フォームを提出します。オンライン申請の方が、手続きが迅速に進む傾向があります。
- 申請状況を定期的に確認する: USCISのウェブサイトで申請状況を定期的に確認し、必要に応じて追加書類の提出や面接の準備を行ってください。
免責事項
この回答は教育目的のみであり、法的助言を構成するものではありません。具体的な移住やビジネスの決定については、必ず認可された専門家(弁護士、会計士など)にご相談ください。情報は執筆時点のものであり、法律や規制は変更される可能性があります。